一般的に英語レベルは、大まかにいうとこうカテゴリ分けされます。
①日常会話
②ビジネス英語
③ネイティブレベル
それ故に、「ビジネス英語＝ハイレベル」という印象を持っている方も少なく無いのでは無いでしょうか？
自分自身、TOEICのハイスコアなしで海外転職し、日本語メインの部署から英語を使う部署に移動し、電話、メールのやりとりをメインに海外と関わるポジションに就きました。
…が、そこで気づいたことは
「ポイントさえ抑えたらビジネス英語の方が易しいではないか！」
この記事では、自分自身の経験をもとに
英語初心者の方々のために、こんな内容をまとめてみました。
・ビジネス英語はイメージほど難しいものではない
・ビジネス英語を習得するには何から手をつけたらいいのか？
・具体的な学習の進め方
初心者へ朗報！ビジネス英語は日常英会話よりやさしい
一般的に、日常会話よりもレベルが高いとされているビジネス英語。
ではなぜ、”ビジネス英語の方がやさしい”のか？
それは、ビジネスの場面、つまり専門分野の仕事で使う英語はボキャブラリが限られているからです。
ボキャブラリが限られていると言っても、数十パターン覚えればマスターできるという訳ではなく、それぞれの分野に膨大な単語が存在するので全て頭に入れる必要はありますが、仕事に必要な単語をマスターすれば会話に困ることはほとんどありません。
それに比べて「日常会話」はトピックが無限大にあります。
好きな食べ物、家族のこと、歴史について、時事問題について、現状を説明したり自分の感情を言葉で表現したりすること全てが「日常会話」。
また、言い回しについても同様です。
ビジネスのシーンでは、基本的に丁寧な言葉を使うので大体の言い回しが統一されますが、日常会話のシーンではみんながそれぞれ好きな言い回しを使ったり、スラング（いわゆる若者言葉）を使ったりします。
そのため日常会話のシーンでは、言い回し一つでも幅広い範囲でフレーズを覚えておかなければ対応できないことが出てくるというわけです。
なぜ”日常会話よりビジネス英語の方が易しいのか”理由をお分かりいただけましたか？^^
ビジネス英語に対してのハードルが少し低くなったところで、ビジネス英語を習得するには何から手をつけて、どんな順序で勉強していけばいいのか？
ここからまとめます。
ビジネス英語学習の進め方をシンプルに
ビジネス英語を身につけるための方法を、超シンプルに順序立てるとこんな感じです。
①基礎英会話力を身につける
②一般的なビジネス英語基礎をインプット
③専門分野に絞ったボキャブラリーをインプット
一つ一つ細かく見ていきましょう！
① 基礎英会話力を身につける
ビジネス英語を身につける前に、基本として身につけておく必要があるのが「基礎英会話力」。つまり基礎英語です。
段階としては、こんなふうになります。
まず文法、単語、発音、リスニング、スピーキングの基礎を固める
→言い回しや単語をビジネス用に置き換えていく
外国の方と、英語を使って意思疎通ができたり、簡単な趣味の話ができたりするくらいの英会話力をつけましょう！
②一般的なビジネス英語基礎をインプット
すでに①が身についている方はここからスタートです！
これから①を始める方は、余裕があれば同時進行で進めていくと良いと思います。
具体的な作業としては、ビジネスシーンでよく使う単語や言い回し、フレーズなどを頭に入れていくと言うイメージです。
その時は、特に丁寧語の言い回しに注意して勉強していくのがオススメです。
例えば、日常会話では良く使う”I wanna ~”(〜したい)
“I wanna” ビジネスシーンで使うとカジュアルすぎる
“I want to” は強く要望を伝える時 (場合によっては子供っぽく感じられる)
“I would like to” が基本的な伝え方
これを知らずに、フォーマルな場面で「I wanna ~」と言うと、場違い発言になってしまうことになりかねませんからね。
③専門分野に絞ったボキャブラリーをインプット
ほとんどの作業は、①②で完了です！
あとは自分の専門分野に必要な単語を覚えていくだけ。
基礎を固めれば、ボキャブラリー次第で専門的な分野にも対応することができます。
ビジネス英語の成長を可視化しやすいのがTOEIC
具体的な勉強方法として、手をつけやすいのがTOEIC対策です。
世の中にはいろいろな視覚対策がありますが、TOEICはビジネス英語に特化しています。
試験を受けるためにはお金がかかるので、試験を受けるかどうかは個人の自由ですが、ビジネスに必要な単語や基礎文法を頭に入れるにはTOEICの勉強が効率的です。
ちなみに海外ではTOFLEやIELTSなどの視覚で英語力を測るのが一般的ですが、これらは海外大学入試用の資格なので、ビジネス英語とは内容が全く異なります。
TOEICは期間と点数の目標を立てやすく、自分の英語力の成長が点数で可視化しやすいのでビジネス英語をマスターしたい方にはオススメ。
ここで採った点数は履歴書にも書けるので就職の時にも役立つので一石二鳥ですね♪ただし、TOEICの点数を評価されるのは一般的に日本とアジア数カ国のみで、欧米ではあまり重視されていないともいわれている事実は覚えておいていいかもしれません。
会話の練習はビジネス英語にも必須
英語＝意思疎通をするための道具。文法や単語も大切ですが、会話も必ず必要になってきます。
一般的にみんなが受けているTOEICテストはリスニングとリーディングのみ＝インプットのみの資格になるのですが、アウトプットは必ず同時に習得していく必要があります。
英語を勉強する目的により、「カジュアルな会話を楽しみたい」という場合は外国人のいるバーに出かけたり、外国人の知り合いを増やして会話をするのがいちばんなのですが、ビジネス英語を習得したいなら、オンライン英会話などでビジネス英語の練習をする方がいいです。
ビジネス英語におすすめの教材
ビジネス英語を習得するための対策するための方法として、オススメの教材をいくつかピックアップしてみました！
基本の会話力を鍛えるのにオススメ
英会話の基礎を鍛えるのにおすすめのオンライン英会話は”レアジョブ”。
レアジョブ英会話
これまで１０社以上のオンライン英会話レッスンを受けてレビュー記事を書いていますが、ビジネスで英語を使っていきたいと考えている初心者の方にオススメなのはレアジョブです。
理由は…
・初回の無料レッスンでレベルチェックがあるので、自分のレベルが明確になる
・日本人カウンセラーに学習プランの相談をできる
・講師の質、レッスンの質が高い
・レッスン料金がオンライン英会話の一般的なライン
ネイティブ講師を多く採用しているオンライン英会話は高額ですが、レアジョブは質の良いフィリピン講師が揃っていて良心価格です。初心者のうちから高額なレッスン料を支払ってネイティブ講師レッスンを受けるのは費用対効果が悪いです。
同じく上質なフィリピン講師が揃ったhanaso英会話もおすすめですが、日本人サポートが無いこと、レベルチェックがないことからビジネス英語学習者にはレアジョブがおすすめかと思います＾＾
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文章力を鍛えるのにオススメ
ベストティーチャー
ベストティーチャー は、ライティングの添削とオンライン英会話がワンセットになっています。
手厚い添削があるだけ月額は高めですが、ミスの無い、より自然な文章力をつけたい方にはおすすめです。
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TOEIC対策にオススメ
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TOEIC対策におすすめなのは「スタディサプリENGLISH」です。
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ちなみに、hanaso英会話のオリジナル教材を監修しているのもこの関正生先生です＾＾
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百聞は一見にしかず。
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基本的には特しかないので、ご自身でレッスンを受けてみて、有料で入会するかどうか判断されるのが、一番納得のいく判断になると思います。
まとめ
いかがでしたか？
英語学習はビジネス、通常会話に限らず「実践」と「個人練習」をしっかりとバランス良く行うことが大切です！
個人の努力が空回りしてしまわぬよう、時間とお金を正しく投資しつつ着実にレベルアップしていきましょう＾＾