「スピードラーニング」この名前を聞いたことがない人はいないのでは?というくらい一世を風靡した英会話教材。
「1日5分聞き流すだけ!」というキャッチフレーズは魅力的ですよね。
しかし、「本当に聞き流すだけで英語が上達するの?」「英語初心者でも効果があるのか?」
と気になる方のために、実際に「イエス!」「オッケー!」くらいしか言えない英語初心者がスピードラーニングを10ヶ月ただただ聞き流した結果、どうなったかをまとめました^^
簡単に、スピードラーニングとはどんな教材かというと…
ゴルフの石川遼選手がCMに出ていたアレです。
「スピードラーニング方式」を使って、聞き流して英語を上達させるという英語教材。
・移動中でも学べる
https://www.espritline.jp/speedlearning/index.html
・会話文を聞き流す
・訳さず英語のまま理解
・難しい文法は後回し
ステップ1:解説ガイドを聞いて理解する
ステップ2:「聞き流し」音声を繰り返し聞く
ステップ3:「口慣らし」英語をマネて口から出す
※「解説ガイド」と「口慣らし」教材は2019年に加わったので、教材を取った当時はついていませんでした
実践したのは筆者の母。当時の英語レベルはこんな感じでした。
・英語には無縁の人生
・英語=宇宙語で、英語は雑音にしか聞こえない
・「オッケー」「サンキュー」くらいは言える(もちろん質問は理解してない)
こんな英語初心者が、10ヶ月間スピードラーニングをただただ聞き流してみました。
英語力ゼロの初心者がスピードラーニングを聞き流した結果…
聞き流した期間:平均1日1時間
聞き流した期間:10ヶ月
聞き流した環境:
車の運転中、洋裁中、料理中、家事中など、基本的に何かをしながら聞き流し。月に何度か長距離運転をする時は、3〜5時間運転をしながら聞き流し。
CMのうたい文句通り「聞き流すだけ!」を実践しました。
10ヶ月後、結果は……!?
・日本語のセリフを覚えた(笑)
・これまで頭が拒絶していた英語を少し聞き取れるようになった
・英語での会話を聞くと所々単語が拾えるので、何の話をしているかは予想できるようになった
外国人と日本人のリアルな会話が題材となっているので、日本と海外の文化の違いなどがわかり興味深い内容になっています。そのため、日本語の物語に耳がいってしまい、内容を完璧に覚えていました(笑)
肝心な英語はというと…
以前は、英語を聞いても単語さえ拾えなかったのですが、少し単語を拾えるようになったのは大きな一歩かもしれません。(しかし、すでに単語を拾えるレベルの人には実感がないかもしれないですね^^;)
スピードラーニングには、CDだけでなく英語と日本語を見比べられるようになっているハンドブックがついています。
今回の場合はハンドブックを全く活用せず、ただただ聞き流しただけ。
少なくとも、以前より「英語に耳を慣らす」ことは出来たようです。
これが、忙しい主婦がスピードラーニングを聞き流したリアルな結果です。
英語の学習はそんなに甘くないですね^^;
なぜこの結果に至ったか?
英語を聞き流した時間は少なくとも300時間以上。
(1日1時間×10ヶ月間=300時間)
こんな長時間英語を聞き流していたのに、なぜ聞き流すだけでは飛躍的な英語力の伸びを実感できないのでしょうか?
英語の基礎が身についていない、基本的なリスニング力が身についていない初心者が英語を聞き流すと、こんなことが起きます。
・そもそも文法がわからない=文章の構成が理解できない
・聴くだけでは単語力がつかない
・わからない部分がわからないまま過ぎていく
・オーディオにはリピートして口に出す隙間がない=発音練習ができない
結論、知っている簡単な単語は耳に入ってくる様にはなったものの、英語を聞いて内容を完璧に理解するまではいかなかった様です。
スピードラーニングで効果を出せる方法
やはり、全くの英語初心者がスピードラーニングを聞き流すだけで飛躍的に英語力を伸ばすのは無理があるようですが、きちんと基礎を抑えたうえで、台詞のハンドブックを活用すれば十分英語力を伸ばせる教材だと思います^^
①まずは文法の基礎。中学英語の文法で十分です。
中学英語の基礎を全てまとめた分かりやすいYoutubeチャンネルがありましたので、貼っておきます。この3本を見れば、自分の頭にどれくらい中学英語の基礎が入っているか確認することができます。
中学英語の基礎が固まったら、スピードラーニングを聞き流し開始!
②ハンドブックをフル活用する
普通の人なら聞き流すだけで英語は頭に入ってきません。
移動中や家事をしながら片手間で聞き流すだけでなく、ハンドブックを眺める時間も作りましょう!
ポイントは、"日本語と英文を見比べ、英語に対してどんな和訳が付いているのかを理解するようようにする”ということ。
英語を読んで理解できない=聞きとれたとしても理解できない
ということになります。
「ネイティブの発音が聞き取れない」というのはまた別のはなし。それも大切ですが、聞き取れたところで単語の意味がわからない、文章の構成が理解できないでは結局会話を理解できません。
「簡単な英会話を読んで理解できる」レベルを目指すと、会話を聞いた時に理解しやすくなります。
③英語音声のあとにマネして繰り返す
聞き流ししながらは早過ぎて難しい場合は、一文一文ストップしながら声に出してみるといいです。耳で聞いた発音をマネして音読することで、発音練習にもなります。
つまり聞き流すだけではなく、これを並行して行う必要があります^^
・文法基礎を固める
・単語をインプットする
・聞き取れない部分を聞き取れるまで繰り返し聞く
2019年にリニューアルしたスピードラーニングに付属している「解説ガイド」を読めば、効果的に上達を実感できる方法が記載されているそうです。しかし、残念ながら「聞き流すだけ」という内容ではないとのこと。
まとめ
結論、語学の習得はそんなに簡単じゃないということですね^^;
他の記事でも紹介していますが、リスニング教材の選び方のポイントは「英語音声と英文を同時に確認できるようになっている教材を選ぶこと」です。
その点はスピードラーニングは完璧にクリアしているので、しっかりと独学で勉強していきたい方にとっては良い教材になると思います。
やっていることは、オーディオCD付きの教材を本屋さんで見つけてくるのと変わらないのですが、スピードラーニングは1月ごとに新しいCDが送られてきます。少しお尻を叩いて欲しい人とってはいいかもしれませんね。
ちなみに、スピードラーニングでも会員限定で「電話で英会話が無料」という特典があるそうです^^
以上、リアルな体験レポートでした!