海外旅行と英語

【世界21カ国経験者が伝授!】リアルに空港で使う英語フレーズ

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「海外旅行に行くけど、空港での手続きで英語力が心配…」

「海外でのチェックインや入国手続きでどんなフレーズを覚えていたら安心?」

そんなのために、空港で使う英語フレーズと聞き取りのコツをまとめました。

これまで、21カ国(アジア・東南アジア・ヨーロッパ・南米・北米)に行った私の経験を元に、本当に必要なフレーズだけをまとめています。

更に、海外のホテルや航空券を扱う旅行会社に勤めた経験もあるので、ちょっとした豆知識も含めてご紹介します♪

【世界23カ国経験者が伝授!】空港英語のコツ

英語初心者でも空港での諸手続きの英語が聞き取れるポイントは、

これから何が起きるのかという流れを把握しておくことです。

流れを把握しておく=質問の予想がつく=聞き取りやすい

それにプラスして、簡単な文法やよく使われるフレーズ、単語を覚えておけば大体何を聞かれているかわかるようになります。

実際の空港では、トラベル英会話の本に載っている台本通りにはいきません。

台本を覚えて行ってしまうと予想外の質問がきた時にテンパってしまうので、きちんと単語を拾って臨機応変に聞き取りをする意識が大切です。

この記事の各章で、空港での諸手続きの流れと使う英語を、行きと帰りに分けて解説します!

空港で使う英語 (行き):入国手続き

一般的に、入国手続きで聞かれる内容はこちらです。

①滞在の目的
②滞在日数
③滞在先住所
④日本での仕事
⑤どこから来たか(他国を経由してきたか)
⑥ビザが必要な国は提示を求められる

大抵の場合は①と③くらいしか聞かれません。
記憶にある限り、これまで①〜⑥まで全て聞かれたことはありません。

①滞在の目的

What’s your purpose of your visit?
滞在の目的は何ですか?

sightseeing
観光です

(完璧なで言うなら「I'm here for sightseeing」などですが、こんな長いフレーズを覚えなくても単語だけで十分伝わります。)

Travel
旅行です

→イレギュラーのケースとしてこんな質問をされたことがあります。

Do you have any boyfriend(girl friend) here?
ここ(入国する国)に恋人がいますか?

仮にいたとしても「NO」といった方がいいです。
国際恋愛をしていて、観光ビザで入国して長期滞在や不法滞在をする人がいることから、恋人に会いにきたと言うと入国できないケースもあります。
入国拒否は稀なケースですが、実例はあるので知識としてあると良いですね。

②滞在日数

How long are you gonna stay?
How long will you stay?
How long will you be here?
何日間滞在しますか?

For how long?
どのくらいの期間ですか?

「何日間滞在しますか?」にはいろいろな聞き方がありますが、「How long」がキャッチできれば滞在日数を聞いていると思って大丈夫です。

for 3 days.
3日間です。

③滞在先住所

Where are you gonna stay?
どこに滞在しますか?

Where is the accommodation?
宿泊施設はどこですか?

Show me the accommodation address.
宿泊施設の住所を見せてください。

Here is the hotel address.
これがホテルのアドレスです。

I’m going to stay “ホテル名” at “都市名”
”都市名”の”ホテル名”に滞在します。

I’m going to stay my sisters place.
姉妹の家に滞在します。

不安な場合、滞在先のアドレスと施設名を英語でメモした紙、またはホテルの予約表(英語)を見せるとよいです。

accommodation宿泊施設
show me ~〜を見せてください
stay滞在する

④日本での仕事

What’s your job?
What’s your occupation?
何の仕事をしていますか?

advertising sales.
広告営業です

occupation職業、仕事
自分の職業を英語で把握しておきましょう。


⑤どこから来たか(他国を経由してきたか)

Where did you come from?
どこからきましたか?

国籍はパスポートをみたらわかるので問われていません。
この質問がきたら、出発地を答えましょう。

I came from Japan.
日本から来ました

⑥ビザが必要な国は提示を求められる

Show me your visa.
ビザを見せてください。

Do you have visa?
ビザは持っていますか?

日本国籍の方は大抵の国でビザが不要ですが、ビザが必要な国もあります。
多くの場合はチェックインの際に確認されるので入国審査で提示を求められるケースは少ないですが、念のためすぐに提示できるようにしておきましょう。

アメリカはESTA、カナダはETA、オーストラリアはETASなどビザの呼び方がある場合もあり、基本的には申請後に情報がICチップに盛り込まれるので提示不要ですが、オンライン 申請時の確認画面(英語)をプリントアウトしておくと安心です。

空港で使う英語 (帰り):チェックイン〜搭乗の流れ

一般的に、チェックインで聞かれる項目はこちらです。

①パスポートの提示
②荷物の数
③航空券に記載された行き先が最終目的地なのか、経由地なのか
④座席指定
⑤ビザの提示

①②は必ず聞かれますが、他は場合によります。

③は最終目的地が別の場合はビザが必要になる可能性があるため、稀に聞かれます。

④は何も言わなければ自動で席をアサインされるので、希望がなければ必要ありません。

⑤は、ビザが必要な国のみですが、稀に日本人の入国に慣れていない国は、誤ってビザを求められることがあります。そんな時は慌てず「日本人はビザ要らないよ」と言いましょう。

①パスポートの提示

Passport please.
Your passport?
パスポートを見せてください。

②荷物の数

How many luggage do you have?
How many luggages?
お荷物は何個ありますか?

Is this all luggage that you have?
これで荷物は全部ですか?

I would like to check in these 2 luggages.
この2つの荷物を預けたいです。

I would like to take them on board with me.
(荷物を指して)これは機内に持ち込みたいです。

luggage荷物
board搭乗

相手に伝える分には“Bag”でも通じます。
しかし空港カウンターの人は一般的に”luggage”というので、聞き取れるようにしておきましょう!

③航空券に記載された行き先が最終目的地なのか、経由地なのか

Is this your final destination?
これ(航空券に記載された都市)は最終目的地ですか?

Yes.
はいそうです。

No, I’m going to transit there and go to “New york (最終目的地)”.
いいえ、そこで乗り換えをして“ニューヨーク(最終目的地)”へ行きます。

destination行き先き、到着地
transit乗り換え

④座席指定

座席指定についてはあちらから聞いてくることはほとんどないので、何も言わなければランダムにアサインされます。

チケットが発券されてしまう前にこちらから希望を伝えましょう。

Excuse me, I would like to a (window seat / aisle seat).
すみません、(窓側/通路側)の席がいいのですが。

window seat窓側座席
aisle seat通路側座席
middle seat真ん中座席
exit seat非常口座席

※非常口座席は、基本的に英語話者が座ることになってるそうです。

⑤ビザの提示

Show me your visa.
ビザを見せてください。

Where is your visa?
ビザはどこですか?

Here you are.
どうぞ。

I already applied ESTA online.
すでにオンラインからESTA申請をしました。
→事前にオンライン申請をするタイプの場合、これを言って確認できれば問題なし。できない場合はオンライン確認書の控えを見せましょう。

Japanese doesn’t need visa to travel “Thailand (行く国)”
日本人は”タイ(行く国)”を旅行するのにビザはいりません。

荷物を預ける時の注意点

海外は基本的に預け入れ荷物の扱いが乱雑です。

日本の基準と違い、スーツケースを投げまくるのでボコボコになって返ってくることも多々あります。

布バッグの荷物を預ける場合や、少しデリケートな荷物で心配な場合は、チェックインカウンターで確認してみましょう。

The bag is not strong enough, do you think it will be alright ?
このバッグはそんなに強くないのですが、大丈夫でしょうか?

There is “心配な物” inside. will it be alright for checking in?
中に“心配な物”が入っているのですが、預けても大丈夫でしょうか?

このような質問をすると、優しい人はバッグをトレーに乗せてくれたり、テープをしてくれたりします。

但し、預け入れ荷物についてはあくまで自己判断になるので、事前に自分で確認&判断をしておくのがベストです。

準備しておくと安心な情報

・滞在先の住所、電話番号、ホテル名

・英語で往路便が記載された画面の控え

・ビザをオンラインで申請した場合、確認画面の控え

空港ではインターネットがつながらない事も多いので、ネットがなくても上記の情報が出る状態、またはプリントアウトをして持っておくと安心です。

その他覚えておくといい単語

Arrival搭乗
departure出発
liquid液体
boarding pass搭乗券
on board搭乗中
delay遅延
on time時間通り
domestic flight国内線

まとめ

各手続きにおいて、大体の流れを把握して単語を覚えておけば何となく聞き取れます。

流れを把握しておく=質問の予想がつく=聞き取りやすい

そしてもう一つ、大切なのは恐れない意識!

日本人は全員中学高校で少なからずの英語基礎に触れているので、自分が思うより単語や表現を知っていますので自信を持ってください。

・I’m from Japan.
・This is my passport.
・Where is toilet?

くらいは勉強をしなくても言えますよね。
いざとなった時には中学英語を頭の中から掘り返してみてください。

イレギュラーの問題が起きた時はその場で対応するしかないので、Google翻訳アプリをオフラインでも使用できるようにしておくことをお勧めします。

やるだけやったら、あとは体当たりです!

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