「海外旅行で困らないために、トラベル英会話を身につけておきたい。」
そんな方のために、海外旅行英会話のコツをお伝えします!
世の中は「海外旅行に使える○フレーズ」のような本やサイトで溢れていますが、
全て頭に入れるのは結構大変ですよね。
自分は暗記が弱い方なのでわかります…
私自身、英語が話せない状態でトラベル英会話のフレーズ頑張って覚えて海外に行ったことがありますが、実際はこんなオチでした。
- フレーズを言ってはみたものの相手の返事が聞き取れない。
- たくさん覚えたはずなのに、覚えたフレーズを使うチャンスがない!
- 会話ができず、1人で行動するのが恐くなる。
当時、旅行英会話を頭に入れて姉とニューヨークに行ったのですが、言葉が通じない恐怖感から、姉と一緒に行動ができないときは出不精になっていました。
そんな経験を振り返ると、今ならこうしておけばよかったということがたくさんあったのでこの記事にまとめました!
この方法なら、何百フレーズも覚えなくても海外旅行を楽しめるはずです!
最低限で楽しめる!海外旅行英会話のコツ
海外旅行英会話を始めるにあたり、
まず前提として頭に入れておいた方がいいのがこの2点です。
・旅行フレーズを暗記するのは、期末テストのようなもの
・単語がわかれば何とかなる
旅行英会話を暗記するのは学年末テスト
学校の学年末テストは、1学期間で勉強してきたことの総まとめ。
1年間で習ったこと全てを覚えても、試験に出題されるのはそのなかのほんの2〜3割ですよね。
旅行英会話も全く同じです。
トラベル英会話を100フレーズ覚えて、実際に旅行で使うのはそのうちの2〜3割ということを念頭に入れておきましょう。
ちょっと労力が大きいなぁ…とやる気を失ってしまうこともありますが、1つでも覚えたフレーズが相手に伝わった時の喜びは格別です♪
単語がわかれば何とかなる
もう一つ、念頭に入れておくべき現実は
「フレーズを言ったものの、相手の英語が聞き取れないから会話にならない」
という状況です。
しかし、単語を知っていれば相手の言葉から単語だけを聞き取って大体何を言っているか予想することができます。
よほど複雑な状況でなければ大抵のことは単語だけでどうにかなるので、山ほどフレーズを覚えるよりも「最低限のフレーズ+単語」
を覚えておくとよいです。
海外旅行英会話 4つのコツ
1:最低限の定型文を暗記する
2:発音を意識して、とにかく単語を頭に入れておく
3:状況を想定しておく
4:フレーズを覚えるときはアウトプットを中心に
1:最低限のパターンを暗記する
最低限覚えておくべきパターンはこの5つです。
状況 | 定型 | 例文 | 訳 |
①基本形の文法 | 主語+動詞+名詞 | I eat apple. | 私はリンゴを 食べます |
②相手に何かをお願いするとき | ・Could you 〜 please? | Could you give me an apple please? | 私にリンゴを 頂けますか? |
③何かが欲しいとき | 単語+please | an apple please | リンゴをください |
④自分が何かをしたいとき | ・Can I 〜? ・I would like to〜 | ・Can I eat the apple? ・I would like to eat the apple | ・リンゴを食べていいですか? ・リンゴを食べたいのですが |
⑤必ずしなければいけないとき | I have to〜 | I have to go | 私は行かなければいけません |
⑥5W1H | what, where, when, who, when, how | what is your purpose of your visit? | 訪問の目的は 何ですか? |
ほとんどのシンプルな会話はこの6つのパターン+単語で伝わります。
英語には無数のイディオムや違う言い回しが存在しますが、それらを覚えなくても上記の定型分だけで構成できます。
2:発音を意識して単語を頭に入れておく
最低限の⑥つのパターンが頭に入ったら、あとは単語を覚えて入れ込んでいくだけです。
これが「暗記したフレーズ」で会話をするのではなく、自ら言葉を組み立ててコミュニケーションをとっていく本当の英会話。無数のフレーズを覚えなくても応用ができます。
もう一つ大切なことは、単語の発音には注意してインプットしていくことです。
せっかくフレーズや単語を覚えたのに、発音が悪くて伝わらないのではもったいないですよね…。
よくある例は「コーヒ」が伝わらなくて一向にオーダーができないこと。
「コーヒー」は和製の発音で、英語では「カッフィ」みたいな発音でなければ通じません。
せっかく覚えるのなら正しい発音で覚えましょう!
3:状況を想定しておく
覚える単語をピックアップするとき、各場面で状況や流れを想定しておきましょう。
例えば空港の入国手続きの単語を覚えるときは、一般的な入国手続きの流れを調べてから、必要な単語をインプットしていきます。
その会話を日本語で想定して、英語で何と言えばわからないフレーズがあったら調べて覚えるという方法。
そうすることでより実用的な単語を覚えることができるし、現地に行った時に次に何が起きるか予想ができるので聞き取りやすくなります。
レストランでのやりとりやホテルのチェックインも同様です。
「日本だったらどんな会話をしてるかな?」と想像してみましょう。
4:フレーズを覚えるときはアウトプットを中心に
旅行英会話のフレーズを覚える時は、アウトプット、つまり自分が発言する言葉を中心に覚えていくことをお勧めします。
なぜなら相手の言葉は人によって言い回しが五万とあるので、一つのフレーズを覚えたところでその通りの言葉がくる確率はかなり低いからです。
それならば確実に単語を覚えておき、どんな言い回しをされても単語をキャッチできる練習をしておくのが得策です。
想定外のことが起きたら翻訳機を使う
想定外の出来事やトラブルは海外旅行につきものです。
そんなときは慌てずに、Google翻訳などの翻訳機能を使いましょう。
万が一インターネットが使えない環境でトラブルが起きてしまった時のために、必ずオフラインでも翻訳機能を使える状態にしておきましょう。
可能であれば本物の外国人と会話練習をする
いくら頭の中でイメージをしても、いざ慣れない地で外見も言葉もの全く違う人を目の前にすると動揺して思考停止してしまうものです。
時間とお金に余裕があれば、オンライン英会話などで外国人と話す練習をしておくと度胸がつきます。最近はどこのオンライン英会話でも無料体験レッスンを受けられるので、練習がてら無料体験レッスンだけ受けてみるのもいいですね。
多国籍の講師と会話の練習ができ、最近人気のあるオンライン英会話はDMM英会話です。
DMM英会話公式サイトまとめ
まとめると、一番大切なことは
英会話は「暗記科目」感覚では通用しないと自覚しておく
ということです。
結局はコミュニケーション能力と英会話力が必要になってくるので、数週間くらいの勉強で完璧にはなりません。
やれるだけのことをやったら、「体当たり」の姿勢があれば海外旅行を存分に楽しめるはずです♪