海外生活と英語

英語力なしで海外で働く&生活する方法

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英語を頑張りたいと目標のひとつとして、いつか海外で生活してみたいと思っている方は少なくないのではないでしょうか?

その中で、海外で働くことに対してこんなイメージを持っている方は少なくないはずです。

・英語がペラペラじゃないと難しいよね

・最低でもTOEIC 800 必要じゃないかな

 などなど…

しかし、このイメージは完全に間違いです。

実際は、”あまり英語を話せないけどアメリカで仕事をして生活している”という日本人も存在します。

私自身も英語初心者レベル(TOEIC 200点代)でカナダに行き、なんとか生活して英語力を引き上げることができましたし、その後マレーシアで英語を使う仕事に就きました。

意外と公になっていない移住方法や、知り合いがいないとわからないような海外生活方法はたくさんあります。

この記事を読めば、英語初心者の方でも来月から海外生活を始められるかもしれません♪

英語力なしで海外で働く&生活するのは簡単

多くの方が持つイメージとは異なり、実際に海外には日本人が働けるいろんな種類の仕事があり、職場環境や業種によって求められる英語力はピンキリなのです。

これが、職種業種を選ばなければ英語が話せなくても海外で働いて生活するこができる理由です。

例えとして、私の経験したカナダ(ワーホリ)マレーシア(転職)で必要とされる英語レベルの違いをまとめてみました。

仕事に必要な英語力:カナダ(ワーホリ)編

【初心者レベル】

日本食レストランの厨房、皿洗い英語力ほぼゼロでも働ける
清掃員英語力ほぼゼロでも働ける

【中級者レベル】

日本食レストランのホール接客英語のみ覚えたらOK。フリートークをすることはないので覚えてしまえば簡単
※従業員に外国人が多い日本食レストランは例外
スーパーのレジ大型スーパーはほぼ会話をしないので、従業員同士で会話できる英語力があればOK

【中級者〜上級者レベル】

カフェ基本作業は同じだがお客さんとのフリートークが増えるので、ある程度流暢に会話ができる英語力が必要
現地レストランのホールネイティブの従業員同士の会話や指示についていく必要があるので、高い英語力が必要

※上記は全て「リスニング、スピーキング力」の英語力なので、TOEICなどのスコアでは図れない実用的な英語力です。

仕事に必要な英語力:マレーシア編

【初心者レベル】

日本のカスタマーサポート スタッフ
(従業員、システムが日本語)
英語力ゼロでも働ける

※ サポートするブランドと部署によって異なりますが、使用するシステム、従業員共に日本語のセンターは多いです。

【中級者レベル】

日本のカスタマーサポート(システム関係が英語、上司が外国人)基礎的な読み書きと、車内で上司と意思疎通をする程度の英語が必要
日系企業の営業(取引先も日系)商談などは基本日本語ですが、英語で意思疎通ができる程度の英語力は必要

【上級者レベル】

日系企業の営業
(取引先が現地企業)
ビジネス英語、商談に必要な英語力が必要

※マレーシアの場合、完全に英語しか使わない仕事だと給料が半額以下になるので例に挙げていません。

たった2カ国、数職種を見ただけでも必要とされる英語力に大きな差がありますが、海外にで働いていることには変わりありません。

つまり、「初心者レベル」の仕事に就けば、今からでも海外で生活することができるのです。

英語力なしで海外で働く&生活する方法

では、具体的にどうすれば英語力なしで海外で働き、生活できるかをお話しします。

30歳以下の方であれば、選択肢は2つです。

1. 海外で日本語を使う仕事を探す

2.ワーキングホリデービザを取る

1. 海外で日本語を使う仕事を探す

アメリカ、ヨーロッパは日本語だけでできる仕事がほとんどないですが、近年マレーシア(クアラルンプール)、タイ(バンコク)では日本のコールセンターの海外設置が爆発しています。

私も、カナダの留学とワーホリ後、マレーシアのカスタマーサポートセンターに転職しました。

初めは従業員と上司は日本人、若干英語を使う程度の部署にいましたが、途中で部署移動し、ビジネス英語を使って仕事をできる環境を手に入れました。

上司、取引先は外国人だったので仕事をしながらビジネス英語を学べ、ワーホリ中にサボっていた読み書きも鍛えられました。

周りの人も、初めはハードルの低い日本語カスタマーコールセンターでマレーシア転職し、その後ステップアッップをしていく人が多いです。

合う合わないは人それぞれですが、日本人にとってマレーシアは住みやすい環境のようで、5〜6年やそれ以上定住する人が多いです。

タイにも同様のコールセンターや日系企業が多いですが、国の共通言語がタイ語なので、英語を伸ばしたいのならマレーシアがおすすめです。

2.ワーキングホリデービザを取る

30歳を過ぎていないなら、ワーホリで海外に行くという手もあります。(ほとんどのワーホリビザは年齢制限が30歳のため)

英語圏なら、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドが一般的です。

しかし、ワーホリビザは1年しかないので全くの英語初心者がいきなりワーホリに行っても1年では英語力が伸びず、そのまま帰国というパターンが多いのが現実。

私の場合、はじめは学生ビザで5ヶ月間語学学校に行き、その後1年間ローカルスーパーとカフェで働きました。

カナダに行った時の英語レベルは…

スピーキング&リスニングは下の上、リーディングとライティングは下の下の下(の下の下…)。

というかんじでしたが、途中「日本人と日本語を遮断する」などの環境づくりをした結果、帰ってきた頃には普通に喋れるようになっていました。

お世辞だと思いますが、よく外国人に「Your English is so good!」といわれます。

留学生が口を揃えて「もっと英語やってくればよかった…」というので、ワーホリに行く方はある程度基盤づくりをしてから、実りある1年にすることをお勧めします。

30歳まで数年ある方は、

まず海外転職
→異文化に触れながら英語を伸ばしつつ
→英語力が伸びたところでワーホリに行く 

のもありですね!

海外転職先を探す方法と面接パターン

海外転職先を探すには、オンラインの転職エージェントに登録をして探すことになります。

東南アジアの求人に強い転職サイトは「カモメアジア」。

マレーシアの転職エージェントだと「桜リクルート社」などがあります。

私の場合は「リクナビネクスト」でマレーシアの求人を見つけました。

最近コールセンターの雇用は、スカイプ面接や電話面接で合否をきめる企業が増えています。

私の時もスカイプで1時間ほど音声のみの会話をして、即採用だったので「本当に大丈夫か…この会社?」と疑いの塊でしたが、これが今風なので大丈夫です。

海外に出た後どうやって英語力を伸ばすか

断言しておきます。

語学の習得はカンタンなものではありません。

私の場合は体当たりで”実践実践”で英語を身につけてきたタイプなので、上手く話せずに馬鹿にされることもあったし、悔しい思いをしたことも、ムカついたこともたくさんありました。

今でもあります。

しかし、なにクソとめげずに努力を重ねることで、英語力が身につきます。

「海外に住む=英語を話せるようになる」と言うのは大きな誤解だということについては以前の記事に書いていますが、努力なしに英語を身につけることは不可能だと言うことだけは念頭に入れておけば大丈夫です。

【関連記事】海外生活すれば英語が上達する?答えはNOです。上達するにはコレが必須!

海外に住みだしてから英語を本格的に頑張るのも全然アリです。

せっかく海外に行くのなら、その環境を最大限活かしましょう。

大切なのは、とにかくインプット&アウトプットを増やすことです。

よくありがちな「海外にいるけど英語を話せない人」の特徴と、海外での勉強方法はこちらの記事で解説していますので、ぜひご参考ください^^

まとめ

・海外に住みたいから英語を勉強する
・英語を勉強したいから海外に行ってモチベーションを上げたい

英語をしたいが先か、海外に行きたいが先かは人によって違います。

ですが、どちらも他の言語を身につけるためのとってもいいきっかけです^^

思ったより上達しないかったり、うまく喋れなくて悔しい思いをすることもあるかもしれませんが、それでも頑張ればきっと新しい自分や未来が見えるので、まずはやりたいように動いてみてください!!

応援します!^^♪

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