最近はノマドのような働き方に憧れる人が増えていたり、海外就職する人も増えて、海外で暮らすという選択肢が身近になりました。
海外生活をする＝英語力が高い
という事実はひと昔前の話で、最近は英語力がほぼゼロでも海外で働き、海外生活をしている人がいるとご存知ですか？
この記事は、
- 英語が話せないけど、海外に住みたい！
- 海外で生活するにはどのくらいの英語力が必要？
という疑問や悩みを解決します！
現在私の住んでいるマレーシアでは英語力がなくても楽しく生活をしている日本人がたくさんいますので、実際に海外に住んでいる日本人を見てきた事実と経験をもとにお話しします！
英語力ほぼゼロでも海外生活は可能
「海外に住んでいる人の英語力はピンキリ」というお話は別の記事で詳しくしていますが、だいたいのレベル分けをしてみるとこんな感じです。
【1. 全く話せないレベル】
海外生活すれば英語が上達する？答えはNOです。上達するにはコレが必須！
相手がゆっくり話してくれても何を言っているか全くわからない。
このレベルは海外に来たばかりの人が多いです。
さすがにこのレベルだと外に出るのも苦痛になってくるので、ほとんどの人は少しは基礎的な英会話を勉強しようという気になります。
【2. 単語でかろうじて会話できるレベル】
相手がゆっくり話してくれて、カンタンな内容なら大まかに理解ができる。
こちらの意思を簡単な単語を使って伝えることができる。
不便を感じることはかなり多いが、このくらいのレベルでも難しい問題に遭遇しなければ生活できます
【3. カタコトで意思疎通ができるレベル】
相手から普通に話されても大体の内容を理解できる。
わからない部分を聞き返して、カタコトなりにきちんと意思疎通ができる。
【4. 問題があったときに対処できるレベル】
日常生活で困ることはほとんどなく、英語で普通にコミュニケーションが取れる。
家や携帯の契約関係など、少しややこしい話も理解ができて、問題が発生したら英語で対処できる。
【5. 仕事で英語を使えるレベル】
英語を使ってより正確なコミュニケーションをとることができる。
意思疎通はもちろん、確認すべき事項を正確に確認してミスのないよう仕事をする。
【6. ネイティブ並みに話せるレベル】
ネイティブが普通に話をしても１００パーセント理解できる。
映画、ドラマ、ニュースなども即時に理解できる。
実際に海外生活している人は「2. 単語でかろうじて会話できるレベル」「3. カタコトで意思疎通ができるレベル」あたりのレベルも多いです。
【1. 全く話せないレベル】でも、家や携帯の契約は現地の日本語サービスを使えば海外生活を始められます。大抵日本人の多い都市は代行してくれる日本語サービスがあったりするので何かと安心です。
買い物や交通機関の利用で会話が必要になったときはGoogle翻訳を使えば解決します。
オフラインでないと使えない機能などもあるので、海外対応のSIMだけ買って使える様にしておけば恐いものなしです！
大抵の人は、少し自分を安心させるために、海外生活をする前に若干の英語を勉強する気になる様です。
海外旅行に行く前にトラベル英会話フレーズを暗記するのと同じですね！
海外生活をする中で、必要になってくれば自分で英語を勉強するでしょうから、入りとしては英語力ゼロ＋Google 翻訳アプリ常備でなんとかなります。
英語力ほぼゼロの海外生活者の働き方
では、海外生活者はどうやって食べていっているのか？
一部の駐在妻、家族の都合での海外移住をして働く必要のない方々を除き、英語を話せない海外生活者は日本語しか使わない仕事をしています。
ノマドで英語を話さない方は、パソコン上で日本人相手のビジネスをしているので、もちろん英語を使いません。
そういった個人事業の方を除けば、多くの人はマレーシア、タイに近年大量にオープンしている日本語コールセンターで働いています。
仕組みとしてはこうです。
コールセンターは、日本で人気のない職種のひとつなので、日本にセンターを構えるとすぐ辞める人が多い。そして人件費が高い。
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東南アジアなどの物価が安いところに日本人を連れてきて雇えば、低賃金で日本人を雇える
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日本人労働者も現地の物価で生活できるので、月収１５万円ほどの低賃金でリッチな生活を送れる
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労働ビザの関係でカンタンに辞められないので、長く働く人が多くなる
こうして、雇う側と働く側がお互いにメリットとなるので、このビジネスモデルが爆発的に増えているというわけです。
つまり、サービス、お客、従業員全て日本人だが、職場だけ海外にあるということです。
仕事内容や会社によりますが、英語を一切使わない仕事はたくさんあります。
英語がわからなければコレで何とかなる
私がヨーロッパ一人旅をしていたとき、その国の挨拶されも知らずに、英語がほとんど通じない国に行くこともありました。
その時は完全に英語がわからない人とやりとりをすることもありましたが、Google翻訳とジェスチャー、超カンタンな単語を並べて意思疎通ができました。
現地語を知らずに一人で外国にいくことは、英語力ゼロで英語圏に行くことと似ていますが、意外と全然大丈夫でした。
海外に住んでみてから、「英語がわからないと不便だな…」と強く感じると思うので、そこから本気で勉強するのもアリです。
私も今は興味がありませんが、スイスやイタリアに住めば、少しはスイス語やイタリア語を勉強する気になると思います。
中学英語の復習とオンライン英会話をしておけばちょっと安心
英語力ゼロで、海外のコールセンターの面接などを受けて受かれば来月から海外生活するもよし。
しかし、自分のお守りとして中学英語の復習くらいはしておくと安心です。
あわせて、家から気軽に外国人と英語でおしゃべりできるオンライン英会話で、英語で会話する練習しておけば、道中の入国手続きなども安心ではないでしょうか。
「喋るための英語」を身につける中学英語の復習方法やおすすめのオンライン英会話は別の記事でご覧ください♪