オンライン英会話で、テキストなしにペラペラと先生と英語でフリートークをしている感じ、憧れますよね。
ですが、オンライン英会話のフリートークについては賛否両論。
初心者には効果がないという意見もあります。
結局どっちなの!というアナタへ。
この記事では、こんな悩みを解決する答えを解説しています。
- フリートークとテキストレッスン、実際どっちが効果的?
- フリートークで話せるのってどのくらいの英語力から?
- フリートークで何を話したらいいかわかならい
- テキストレッスンを受けているけど、先生の言うことを繰り返すばかりで退屈
- 英語でフリートークをできるようになりたい!
今のアナタの英語力でフリートークを受けるのは効果的なのか?
その判断の方法と、フリートークを受けるメリット&コツをお教えします。
オンライン英会話初心者のフリートークは効果的?ムダ?
初心者がオンライン英会話でフリートークレッスンを効果的に受ける場合、まずフリートークについての大前提を理解しておきましょう!!
この大前提を理解せずにダラダラとフリートークレッスンを受けてしまうと、大切な25分のレッスンがムダな時間となってしまいます。
それはなんとしても避けたい!
フリートークレッスンで得られる効果
まず、オンライン英会話のフリートークレッスンを受けると、どんな効果が期待できるのか
主なメリットはこの3つです。
- 瞬発力がつく(とっさに英語の文章を口に出す、予想外のことに対応する)
- 英語でリアクションを取れるようになる
- アウトプットをすることで、知識が自分のものになる
これは、テキストを使った会話(conversation)練習では身に付きません。
また、テキストを使った授業だとインプットがメインとなりますが、インプットしたことを会話の中で使用することにより、「知識」が「自分の言葉」となっていきます。
初めはぎこちないかもしれませんが、「I see」「Oh really」「That’s great」などのリアクション系フレーズを使うことで、英語を話すことに慣れていきます。
フリートークレッスンを受ける際は、このポイントを意識しましょう。
テキスト授業は意味ない気がする…と実感しているアナタは
「テキストを使ったオンライン英会話を受けているけど、先生の言うことをリピートしてるだけだし、意味ない気がする。」
それが理由でフリートークに変えてみようと思っているなら、オンライン英会話レッスンを受ける姿勢自体を見直した方がいいかもしれません。
「ただ繰り返してるだけ」と感じる=受け身の姿勢です。
受け身でレッスンを受けていたら、何年レッスンを続けても上達しません。
なぜなら、英会話レッスンはアナタの英語力を劇的に引き上げてくれるものではなく、自分が英語力を伸ばすツールとしてうまく利用するべきものだからです。
「25分間で頭に叩き込んでやる!」くらいの意識でいれば、同じ授業でも充実感が変わってくるはずです。
まずはテキストに沿った単語や文章をしっかりと吸収する!!!という意識でレッスンを受けれるようになったら、フリートークへの切り替えについて考えてみましょう。
テキスト授業とフリートーク、どっちが効果的?という疑問への答え
「初心者はフリートークはやめておきましょう」という意見もありますが、
自分にとって効果的かどうかは、試してみなければわかりません。
結論、一度試してみるべきです。
「初心者」と一色単に言っても英語能力は人それぞれです。実際に私が語学留学に行ったときはTOEIC(読み書き)200点代レベル、読み書きは初心者以下でしたが、会話力は中級クラスでした。
まずは今の英語力で一回受けてみて、下記の基準でフリートークを続けるか、やめるかを判断しましょう。
暫くテキストレッスンに励んだ方がいいレベル
- 先生が言っていることや、質問が7割も理解できない、全く聞き取れない
- 自分が言いた言葉の単語も、先生が言っている単語もチンプンカンプン
- 先生が時間をくれても、自分の言いたいことが英語にならない(単語がわからない、文法がわからない)
この場合は、基本的な単語力、文法、リスニング力、いわゆる基礎の基礎が足りていないので、テキストを使ったレッスンと独学をもう少し頑張りましょう。
フリートークを続けたら効果ありのレベル
- 先生の言っていることの7割以上は理解できる
- 落ち着いて考えれば、自分の言いたいことを英語で言える
- 先生が喋った言葉を聞いて「今のこの部分の単語がわからない」「この文法の意味がわからない」など不明点が具体的。
わからない点が明確であればGOOD!
わからないことは、新しい知識を増やすチャンスなので、都度を先生に質問するようにしましょう。新しい単語や表現を手に入れたら、あとで復讐できるように書き留めておきましょう。
オンライン英会話初心者 フリートークのコツ6つ
それでは、「試しにフリートークレッスンを受けてみようかな」「結構聞き取れたから、フリートークレッスンを続けよう」という方に、フリートークレッスンを受けるにあたり6つのポイントをお教えします。
英語初心者がフリートークに挑戦する際のコツはこちらです。
- 自分が会話の主導を握ること
- 自分の意見を言ってから先生の意見を聞く・質問ばかり投げない
- 聞き取れない部分があったら、聞き取れなかったと伝えゆっくり繰り返してもらう
- 知らない単語が出てきたらスペルと意味を聞いておく
- 知らない表現や文法が出てきたらメモしておく
一つずつ細かくみていきましょう。
自分が会話の主導を握ること
フリートークレッスンも攻めの姿勢が大切です!
フリートークが盛り上がるか否かは相手の先生によっても大きく左右されますので、例え先生が無口な人だったとしても(それは絶対ないと思いますがw)会話を続けられるくらいのタマは、こちらで用意しておきましょう。
英会話初心者にとって英語での25分間は、かなり長く感じられるものです。
レッスンが始まってしまえば、英語で受け答えするのが精一杯で新しい話題を考える余裕なんてなくなると思いますので、準備万端で挑みましょう。
自分の意見を言ってから先生の意見を聞く・質問ばかり投げない
先生に質問を投げてばかりだと、結局先生ばかり喋っているという状態になってしまいます。
これは自分が初心者の時にやってしまっていたのですが、一見会話が続いているように感じても実は先生ばかり喋っていては自分のスピーキング練習になりません。
まずは自分の意見を、できれば1〜2分喋り倒してから先生の意見を聞くように心がけましょう。
聞き取れない部分があったら、聞き取れなかったと伝えゆっくり繰り返してもらう
日常的に外国人と話をする時にもありがちですが、きき取れなかったのに、きき取れたフリをして会話を流してしまうのはやめましょう。
少し聞き取れないまま流しても、会話は進んでしまうのが事実です。
が、それをやっていると曖昧なまま会話が進んでしまいますし、分からなかったところを相手に聞き返すクセが付かなくなってしまいます。
こちらがレッスン料を支払っているのですから、遠慮なく会話を中断してガツガツ質問しましょう!
英語での聞き返し方は、後の章で紹介します。
知らない単語が出てきたらスペルと意味を聞いておく
先生の口から知らない単語が出てきたら、空かさずストップ!!!
意味とスペルを確認して、メモしておきましょう。
更に先生が行ったフレーズをもう一度リピートしてもらい文章を書き留めておけば、新しい単語だけでなく例文も一緒にゲットすることができます。
知らない表現や文法が出てきたらメモしておく
先生の口から知らない文法が出た時も同様です。
もう一度ゆっくりと繰り返してもらい書き留めておき、インプットしましょう。
新しい単語と表現をまとめておいて、次回のレッスンまでに自分んで例文を作ってみて、先生にチェックしてもらうのも効果的です。
オンライン英会話初心者 フリートークのネタ
フリートークのネタは、「自分の好きな分野、得意分野」「世界共通の話題」から考えるようにしましょう。
例えばこんな感じです。
- 自分の好きな音楽について話す
- 日本の文化について説明する
- 自分の家族について、ひたすら説明する
- 旅行に行ったことがある国について、旅行中のエピソード
- 行ってみたい国について、なぜ行きたいか、行きたくなったきっかけなどを話す
- 最近あった出来事について
- 国際的に話題になっていることについて(難しい政治問題などは避ける)
※対日本人でもそうですが、宗教の話は避けましょう
フリートーク ネタ作りの例
では、具体的にどんな準備をしておけばいいのか?
実際にネタ作りをしてみます。
1. テーマを決める:行ってみたい国について
2. いきたい国を全部上げてみる:
イギリス、スペイン、ブラジル、ケニア、モロッコ、エジプト、クロアチア、トルコ、サウジアラビア、フランス、イタリア、アメリカ(ニューヨーク)
3. その中から一番いきたい国は?:イギリス
4. 一番いきたい理由は?:
昔からイギリスのUKロックバンドが好きで、特にBeatlesとQueenが大好きだから
5. 行ったら何をしたい?:
・Beatlesの出身地、リバプールには絶対に行きたい
・リバプールでは、かつてビートルズがライブをしたカヴァーンクラブでライブをみたい
・ロンドンでは、クイーンのメンバーたちが出会った大学にいきたい
これを短文&カンタンな単語でいいので、全て英語で箇条書きにしておきましょう!
【箇条書きメモ】
-Today, I would like to talk to you about a country where I would like to travel.
-I have many country where I want to go.
-England, Spain, Brazil, Kenia, Morocco, Egypt, Croatia, Turkey, Saudi arabia, France, Italy, New york in USA
-Especially I really want to go to England
-because I love UK rock bands since I was younger. I really love Beatles and Queen.
If I go to travel in England, I must go to Liverpool where is home town of Beatles.
-and also I want to see a music live in “Cavern club” where Beatles used play.
-in London, I want to see a college where Queen’s member used be.
…と、これは完全に過去の自分の話ですがw
このくらいの文章を予め組み立てておけば安心ではないでしょうか。
もしも文法などを間違えていたら、指摘してもらうようお願いしましょう。
(お願いする英文は後の章で紹介します)
オンラインレッスンが始まって、上記の文章をダーっと読んで伝えるでも話題が広がります。
まずはこちらから話題を投げかけてみましょう。
オンライン英会話フリートークに使えるフレーズ
【相づち】
なるほど:I see
そうですね:Right
たしかにそうですね:That’s true
本当にその通りです:Exactly
もちろん:definitely, Sure, Of cause, Why not
【同調】
私もです:Me too
賛成です:I agree
私もそう思います: I think so too
【主張】
I think that 〜
In my opinion〜
I believe that 〜
I heard that 〜
I guess 〜
I reckon〜
【反対】
I don’t think so〜
I disagree with you.
【便利フレーズ】
もう少しゆっくり繰り返してもらえますか?
Could you please repeat again more slowly?
もし私の英語が間違えていたら教えてください。
Please tell me if my English is wrong.
〇〇(単語)はなんと言う意味ですか?
What does 〇〇 mean?
すみません、今のセンテンスが聞き取れませんでした。
Sorry I couldn’t catch the sentence just you said.
どう思いますか?
What’t do you think?
まとめ
オンライン英会話のフリートークについては賛否両論ありますが、英語の能力も得意分野も、目指したいレベルも人それぞれなので一色単に良い、悪いと判断することはできません。
大切なのは、攻めの姿勢でどんどん挑戦してみること。
挑戦した上で、自分に必要なレッスンかどうかを判断していきましょう。