英語を喋れるようになりたい目的は人それぞれですよね。
- 「外国人の友達を作りたい」
- 「英語を使った仕事につきたい」
- 「海外旅行に行った時にきちんと英語で会話をしたい」などなど・・・
しかし、英語を喋りたい気持ちとは裏腹に
いざ外国人を前にすると言葉が詰まってしまって伝えたいことを伝えられない!!!
というジレンマを抱えていませんか?
実は「英語を喋る」こと自体はカンタンなことなんです。
理由は2つ。
・私たち日本人は(小学校)中学校・高校ですでに英語の基礎を学んでいるから。
・カンタンな「英会話」はリーディング力とライティング力が低くてもできるから。
たった4つだけ!英語を喋りたい初心者がやるべき超シンプルな勉強法
日本人が持っている「英語力」を「英会話力」に変えるために
必要なポイントと実践方法を説明しています。
英会話初心者がはじめにやるべきこと4つ。
- 中学英語をおさらいする
- 中学英語を実際の会話に活かせるようにする
- リスニング力をつける
- ボキャブラリーを増やす
知識を実用化できるようになれば、外国人とコミュニケーションが取れるようになって
英語を話すことがどんどん楽しくなっていきます。
まずは会話を楽しむことから!
外国人と英語で会話をしていく中で、自分に足りていないことがあれば1つずつ弱点にフォーカスして伸ばしていけばいいのです。
では、初心者が英語が喋れるようになる近道を項目ごとに解説します。
中学英語をおさらいする
まずは中学英語のおさらいから。
教科書をとっている人は、押入れから引っ張り出してみてください。
教科書を捨ててしまってても大丈夫!今の時代ネットで十分おさらいできます。
中学英語おさらい方法1:文法
英語は文法が大切!!いくらたくさん単語を知っていても、文法が間違っていたら全く意味が通じません。
こんな英文法をみると、なんとなく思い出してきませんか?
be 動詞 | 不定詞 |
一般動詞 | 助動詞 |
疑問文・否定文 | 比較 |
疑問詞 | 命令文 |
Their is / are | 接続詞 |
現在進行形 | 受動態(受け身) |
Can | 動名詞 |
過去(一般動詞) | 分詞 |
名詞の複数形 | 関節疑問 |
代名詞 | 関係代名詞 |
be 動詞の過去 | 副詞 |
過去進行形 | |
未来 | |
現在完了 |
最低でも表左側の部分はしっかり頭に入れておきましょう。
中学英語おさらい方法2:単語
次に単語のおさらいをします。
日本語でも意外と日常的に英単語を使っているので、頭に入りやすい単語もたくさんあります。
例えば、こんな日常的に会話の中で使っている横文字も、意外と初級〜中級英単語だったりします。
コンフォート | comfort |
コンプリート | complete |
アグリー | agree |
マルチ | multi |
ブラックアウト | black out |
コミュニケーション | communication |
コーポレーション | corporation |
ミーティング | meeting |
カンファレンス | conference |
などなど…
日本人は自分が思っているより単語を知っているので、自信を持ちましょう。
【注!】ただし、日本で使っている和製英語での意味と本来の英語の意味が異なる場合があるので、きちんと意味を確認しながら復習していきましょう!
中学英語を実際の会話に活かせるようにする
中学英語を思い出してきたら、それを自分の言葉として口に出す練習をしましょう。
日本人の短所は「知識はあるのに活かせない」
これは、いろんな国から英語初心者が集まる語学学校に行くとわかる典型的な特徴です。
他のアジア諸国や中東の生徒に比べて難しい単語や文法はたくさんしいてるのに、言語化する力がないので授業中に黙り込んでしまうんですね。
そんな短所を解消する方法を解説します。
中学英語の実用化方法1:文章を組み立ててみる
教科書にある文章ではなく、頭に浮かんだ文章を英語にしてみましょう。
初めはカンタンな一言で大丈夫です。
例えば、今日行ったランチがすごく美味しかったとします。
それを英語にしてみましょう。
直訳しなくていいので、
相手に「ランチが美味しかったんだよ!!!」ということが伝わる表現を考えましょう。
相手に意思を伝える方法は1つではないので、自分の知っている単語と英文法を使って、いかに伝えたいことを文章化できるかがポイントです。
中学英語の実用化方法2:徐々に文章を長くしてみる
「ランチがとても美味しかった!!」だけでは、少し状況が分かりづらいですね。
肉付けしていきましょう。
わかりやすく、主語を「私」にした方の文章を使います。
元の文章:「私はおいしいランチを食べました」=「I had delicious lunch!!」
どんどん具体的になりましたね。
思いついた日本語を英語に変換する練習をして
そこからだんだんと文章を長くしていく練習をします。
リスニング力をつける
英会話を始めたばかりの時に、ドッと落ち込まされることがあります。
「自分の言いたいことを伝えてはみたものの、相手がなんて言ってるかわからない!」
これでは一方的にボールを投げ続けるだけなので、全く会話が成立しません。
リスニングは、ひたすら個人練習が必要です。
リスニング力をつける方法:「聴く」「読む」を同時に行う
英語初心者にとって、ただ英語を聞いていても音にしか聞こえないのでリスニング力は上がりません。
「音」と「単語・フレーズ」を結びつける作業をしましょう。
<< Test!!! >>
「アィガーラニュース」
という音を聞いて、
「I got a news」と結びつきますか?
誰もが知っているカンタンな4単語でも、発音が変わるだけでまるで未知の言語。
このギャップを一つ一つ矯正していきましょう。
音と文章を比べて、音と文を一致させる。
英語の発音をマネしながら体に覚えさせていくという地道な作業になります。
その作業に必須なのが「読みながら聴ける」英語教材です。
リスニング力をつけるには 全員持ってるあのアプリが最強
最強の英語リスニング教材は、Youtube です。
おそらくスマホを使用しているかたのほとんどが持っている、またはアプリをダウンロードをしていなくても、普段からパソコンやケータイで使用しているのではないでしょうか。
Youtubeを使用して英語学習をする利点はこの4つです。
- 英語のほぼ全動画が教材になる
- 自分の好きな動画で勉強できる
- 速度調整できる
- 英語サブタイトルを出せるので読みながら聴ける
興味のあることで英語学習をするのが一番効率的です。
私個人的には、よく英語の先生が勧めてくる「昔ばなしで英語学習」タイプのものが退屈で全く頭に入りませんでした。
Youtube を使えば自分の興味のある動画から勉強できるのでおすすめです。
速度調整とサブタイトルの出し方
Youtubeの好きな動画を再生する時に出てくる右上のポチポチをクリックします。
そうすると下画像のようなタブがひらきます。
「Caption」をクリックして「English」を選択すると、英語のサブタイトルが出てきます。
「Playback speed」を下げると、動画音声のスピードが遅くなります。
Youtubeのサブタイトル表示&速度調整方法を利用して
海外ドラマや趣味の動画で楽しくリスニングを鍛えましょう!
ボキャブラリーを増やす
英語で会話をする中でボキャブラリーも大切。
相手の言っていることが聞き取れたとしても、単語自体を知らなければ話の内容がわかりません。
とりあえず会話をする分には「その単語どういう意味?」と聞けばいいので問題ないですが、ボキャブラリーは無限大にあるので、コツコツと身につけておきましょう。
ボキャブラリーを増やす方法:全て英語に訳してみる
ボキャブラリーを増やす方法も、「中学英語の実用化方法」の文章を組み立てる方法と似ています。
周りにあるもの、頭に思いつく日本語単語を全て英語に直してみましょう。
「中学英語の実用化方法」で紹介した方法で文章の組み立てをたくさんすれば、自然とわからない単語が出てくるのでその都度単語を調べてボキャブラリーを増やしていくと一石二鳥です。
加えて、よくある「単語1000個!」のような単語詰め込み教材を眺めてみると、自分が思い浮かばなかった単語も入ってきます。
単語詰め込み教材を買うときは、必ず例文が載っているものにしましょう!
【付録】超簡単に英語コミュニケーション力が上がる裏ワザ
少し余談ですが、英会話力が弱くてもコミュニケーションが上がって友達を作れるポイントをお教えします。
それは…
「人を喜ばせる」意味の英文から習得する
かわいいね〜 | So cute!! |
あなたのファッション/〇〇好きよ | I like your style/ I like your 〇〇!! |
頭がいいんだね | You are smart |
美しいです | So beautiful |
すごく好きです | I really like it |
素晴らしいわ | Amazing, Great! |
などなど…
相手を喜ばせるフレーズを連発すれば、相手が自分に好感を持ってくれるので
多少英語力がなくても話を聞いてくれるようになります。
友達や話し相手が増えれば、英語を話す機会が増えるので英語力が伸びるというわけです。
これは教科書には載っていない、人間の心理を利用した英会話上達法ですねw
頭の中で文章を組み立ててみる時や新しい単語を覚える時は、相手を喜ばせる、楽しませる言葉も意識しながら習得していきましょう ^^